楽天モバイルで節約計画

節約するには固定費を落とすのが効果的。スマホ代を格安に!

「組み合わせプラン」とは|オススメする訳ではない

「ネットも電話もあまり使わないので、楽天モバイルの組み合わせプランを検討している」
「組み合わせプランとスーパーホーダイで迷っている」という方もいると思います。

楽天モバイルの料金プランは大きく分けるとスーパーホーダイと、組み合わせプランの2種類。
それぞれに通信容量や契約年数の異なるプランが用意されてています。


スーパーホーダイはメリットがいくつもあるのですが、組み合わせプランはあまり・・・
組み合わせプラン自体が楽天モバイルのデメリットじゃないのかな・・・
なんていう風に個人的には思っています。

組み合わせプランは他の格安SIMの料金プランにかなり近いので、これを知ればスーパーホーダイの魅力がさらにわかるかもしれません!


今回は、「楽天モバイルの組み合わせプラン」をご紹介します

楽天モバイル「組み合わせプラン」の特徴

楽天モバイルの組み合わせプラン特徴

組み合わせプランにはSIMが3種類用意されています。

通話SIMが電話とモバイルデータ通信ができるプラン。
一般的な携帯電話の使い方のできるSIMです。
050データSIMとデータSIMは特殊なSIMなので、特別な用途でない限りは「通話SIM」を選択しましょう。



050データSIMのデメリット

月額料金だけ見ると、「安い050データSIMの方がお得そうだけど?」と思うかもしれません。
050データSIMの大きなデメリットが通話機能。
電話をするには「Viber」というIP電話のアプリを使って通話します。
これはIP電話なので発信、着信には050から始まる電話番号を使います。

050データSIMは、090などから始まる電話番号を持つことができません。
なので、他社から楽天モバイルにMNPする人は気を付けてください。
いままで使っていた電話番号を引き継ぐことはできませんよ。

もちろん相手に表示されるのは050からはじまる番号。
050から始まる番号が表示されるので、相手が不安になるかもしれません。

また、050データSIMのIP電話はインターネット回線を使っています。
電話回線を使っている通話SIMよりも音声品質が劣ってしまいます。
LINEの無料通話のように通話中に回線が不安定になると切れてしまったり、音質が悪かったり。
友人や身内相手ならいいですが、ビジネスや大切な人との通話には向きませんね。



データSIMのデメリット

こちらもお値段的にはお得そうに見えるデータSIM。
データSIMの大きなデメリットの一つは「SMS(ショートメッセージサービス)」が使えないこと。

「普段SMSは使っていない。」
「LINEとメールで充分でしょ」と思うかもしれません。

困ってしまうのはSMS認証があるサービスには登録することができないこと。
それこそLINEの登録にもSMS認証があるのです。
セキュリティー厳重になる大事なサイトほど登録時のSMS認証が必要とされます。

もちろん通話機能もありませんので、データSIMは日常利用するスマホには不向きですね。
主にはiPadなどのタブレットでの利用で活躍するSIMです。




組み合わせプランの月額料金

楽天モバイルの組み合わせプランの月額料金

組み合わせプランは高速通信容量によって月額料金が変わります。
通話SIM,050データSIM、データSIMの3つのプランから選択して、通信量を選びます。
自分の一ヵ月に消費するモバイルデータ通信量に合わせて選択しましょう。



ベーシックプランは高速通信は使えない

料金が安いベーシックプランは通信容量の記載がありません。
ベーシックプランのモバイルデータ通信は、速度が最大200kbpsの超低速を利用するプランです。

200kbpsだとWEBサイトを開いたり、Twitterの画像表示でさえ時間がかなりかかります。
ドコモなどのキャリアの通信制限された速度と同じなので、ストレスが溜まってしまいますね。

ベーシックプランは実用的なプランではないので、高速通信が使える3.1GB以上のプランを選びましょう。



高速通信容量を使い切ると超低速に。その時の対策は?

組み合わせプランの高速通信容量を使い切るとモバイルデータ通信は最大200kbpsの低速に制限されます。
制限された速度は翌月まではそのままの状態です。

通信制限されるとかなりピンチの状況に・・・
少ない高速通信容量をやりくりする方法を紹介します。



データチャージで高速通信量を追加

楽天モバイルの組み合わせプランのデータチャージ
速度制限されたら、オプションのデータチャージで高速通信量を追加購入することができます。
ただ、お値段が・・・かなり高くないですか。
データチャージを利用するのは無駄遣いになってしまいますね。


プラン変更とデータ繰り越しを上手に利用しよう

高速通信容量を毎月変更することで、データチャージを使わないようにできます。



料金プランの変更は毎月1回までできます。

まず高速通信容量の大きいプランを選んで、通信容量を余らせます。
余った高速通信容量は翌月に繰り越されるので、翌月は3.1Gプランに変更しましょう。
翌々月には繰り越せないので、毎月の料金プラン変更をお忘れなく。



Wi-Fiで高速通信量を節約しよう

モバイルデータ通信でデータ量の大きいファイルをダウンロードすると高速通信量を激しく消費してしまいます。
スマホの設定でWi-Fiを利用するようにすると、手軽に高速通信容量の節約ができますよ。


アプリの自動更新

スマホアプリの自動更新でいつのまにか大きいデータ容量のファイルがダウンロードされていたなんてことがあります。
セキュリティを高めたり新機能を追加したりするために、アプリの更新は大切なもの。
でも、更新データは容量が大きいことが多いし、貴重な高速通信量を消費してまで急いで更新しなくてはならないことはあまりありません。
スマホの「設定」でWi-Fi環境でのみ自動更新するように設定しておきましょう。


アプリのダウンロード

アプリをダウンロードする時のデータ量はアプリによって大小ありますが、年々データサイズの大きいアプリが増えてきています。
新しいアプリがあれば試しに使うこともあったりで、アプリをダウンロードする頻度は意外と高いと思います。
iPhoneでは150MB以上のアプリをダウンロードが最初から設定されていますが、Androidではその設定がされていないので自分で設定しておきましょう。

Google Playの設定から「アプリのダウンロード設定」を「Wi-Fi経由のみ」に設定できます。
この設定をしてもWi-Fiのない環境では「今すぐダウンロード」の選択肢が表示されるので、必要に応じて高速通信でのダウンロードもかんたんにできます。

アプリごとにモバイルデータ通信をオフにする

Wi-Fiに接続してYouTube動画を見ていたのに、いつのまにかWi-Fiが切れていたことに気づかず、高速通信容量を大量に消費してしまったなんてこともあります。
意図せずにモバイルデータ通信をしてしまうことを防ぐためには、アプリのモバイルデータ通信をオフにしてしまうこと。 よく使う動画アプリ、例えばAmazon prime videoやYouTubeなどを設定しておくといいです。

または、Wi-Fi環境で動画をダウンロードしておくのもいいですね。
通信速度が遅くなる時間帯でも動画の視聴がストレスなく楽しめます。





楽天モバイル「組み合わせプラン」の通話料金

組み合わせプランには2つの通話オプションが用意されています。

  • 「楽天でんわ by 楽天モバイル」:月額無料 通話料10円/30秒
  • 「楽天でんわ10分かけ放題 by 楽天モバイル」:月額850円 10分以内の通話が何度でもかけ放題 10分以降は10円/30秒

大手キャリアでは通話料が20円/30秒、電話かけ放題は5分で月額1700円かかります。
電話回線を使った通話ができるので、通話品質はキャリアと同じ高品質のもの。
かけ放題の時間を考えれば、半額以下の料金で済むのですからかなりお得です。

どちらも「楽天でんわ」アプリからの発信でサービスが適用されます。
スマホに最初から入っている電話アプリを使うと通話料金は20円/30秒かかりますのでご注意を。
楽天でんわアプリは難しい設定は何もありません。
スマホの電話帳を自動で読み込んでくれるので、今まで使っていた電話アプリと同じくらい便利に使えます。




最後に ~スーパーホーダイと比べてみては?~

いかがでしたか?
今回は「楽天モバイルの組み合わせプラン」を紹介しましたが、組み合わせプランをオススメする意図はありません。
組み合わせプランの実用的な最安値は、通話SIMの3.1Gプランで月額1,400円。
スーパーホーダイは1Mbpsの速度でデータ通信使い放題と、10分以内の通話かけ放題がついて月額1,480円。

2つのプランを比べてみると値段は同じくらいですが、スーパーホーダイのサービスはかなりお得です。 スーパーホーダイを選んだ方がスマホ代を節約しながら、快適に使えるのは間違いないですよ。

スーパーホーダイはこちらの記事で解説しているので参考にしてみてください。

cashew-0.hatenablog.com

cashew-0.hatenablog.com

組み合わせプランを検討している方はよく吟味してみてくださいね。